びょーきのサインは見えにくい
2年くらい前、正さん&ムーワと。後ろの山は讃岐富士…かな

今にして思えば、数ヶ月前から病気のサインはあった。

たぶん…選考会前後くらいから。

山登りをすると、最後はトボトボ歩きになっていた。
あれ?と思ったけど、

もう7歳半だしね。
夏だしね。

っていう理由付けでじゅうぶんに納得できるくらいの軽い症状で、
病気のサインだとは気付けなかった。

ただ、なんとな~くの嫌な予感がしたのか、病気だとは全く気付かなかったけど
山登りをするときは休憩を多くしたり
気温の高い時間は避けて曇りの日や風が強めの日に行くようにしたり
ときにはショートカットしたり…という工夫はしていた。

私は気付かんかったけど7月末?あたりから、いったんが歩くときに
シャーっと爪が地面をする音が聞こえることがあったらしい。(こむ談)
つまりちゃんと足が上がりきってなくて、すり足ぎみに歩くことがあったみたい。

実家にて。

川遊びの時も、最後はやや疲れたっぽい感じになっていた。
でも去年までと違って、川にいる間、ほぼフルで泳いでいた訳だから疲れて当然だと思っていた。

アジでの練習のときはほとんど変化を感じなかった。


ほんっとうにわずかなサインしか出てなくて、気づけなかったことは申し訳ないけど
仕方なかったんかな~と思える程度のわずかなわずかなサインだったと思う。

121021-4.jpg

でも一つだけ、あれはいったんに悪かったな~って今でも後悔していることがある。


いったんは時々反抗して、上に立とうとする。

それはアジ練の検分時にきちんと伏せして待っていないだとか、
自主練のスタート時にすぐに伏せをしたがらないとかいうカタチで反抗をする。

そういうときは、一度軽く締める。

「いけないでしょ」

と首まわりの毛をつかんで冷静に叱る。(←そんな激しいことはしてないんよ。いったんは宙に浮くけど。)

そうするといったん、


①完全に下を向いて、一切私と顔を合わせない

②こっちを睨んで超反抗顔


のどっちかをするんだけど、ここで負けじともうひと睨みきかせて、

もう一度アトヘと伏せをさせる。
この時はとーっても良い子にアトヘ、伏せをする。

これで一度芽生えた反抗心も、おさまる。というルールになっていた。


がぶっちょ

9月の2日にアジ練終えて神戸に帰って、3日だか4日だか(病気発覚の数日前)の自主練で、
この反抗のサインが出ていた。

伏せをしたがらないので、一度締めようと「いけないでしょ」と持ち上げると


「キャフンっっ」

…あれ???

こーれは今までになかった。
自分の中の不安が一気に出てきたけどここで「大丈夫?」って心配な顔をすると
また反抗心に火がつくかも…と思って、やはり飼い主は毅然としていなければ!
と慌ててないフリをしていったんをおろし、アトヘ、伏せをさせた。

この時はすぐに普通にアトヘも伏せもしたし
走り出せばいつも通りだったんだけど…

これまた病気のサインだとは気付かず、ただ何かヤバイという予感が働いたのか
翌日、翌々日はたとえなかなか伏せをしたがらなくても叱ったりはしなかった。



今思えばあの時は、

「僕、したくなくてしてないんじゃないのに…
    僕ね、ただ疲れとるだけなんよ…」


って訴えてたんだよねぇ。

いったんの主張や思いを分かってあげられんくて叱ってしまったことが、
今でも申し訳なくて仕方がない。


それなのにいったんの病気が発覚してから、いったんはかなり私を頼るようになった。
私が動くたびに様子をうかがったり、
病院で
「絶対のぜったいに、一人にせんでーよ?
   ちゃんと側におってーよ?」

って顔をしてこっちを見てたり

診察が終わったら私にガシッとしがみついたり。

いったんのサインに気づけんかったのに、いったんがそれを恨むこともなく
ひたすらに私を頼ってくれたことが、またけなげすぎてかわいすぎて…

おぉっと、やっと泣かなくてすむようになってきたのに
こういう事を思い出すとまた泣けてくるっ。



  
ともかく、病気のサインは気付きにくい。
ただ、いったんの病気を気付きにくくしてたのは、

『いったんが病気になるはずがない。病気であってほしくない。認めたくない』

っていう思いが自分の中にあって、いったんの症状をフラットな心で見れんかったからだと思う。

今思えば、病気かも?と意識にのぼらない程度で肌で感じていたんだろうね、私も。
でもそういう『病気であるはずがない』って気持ちでマスキングされて
見えるはずのものを見えにくくしていたんかなぁ。

いったんの場合は気付いたところでどうしようもなかったし
早い段階で気付いて生検できてたとしても、
早期すぎて結果は何も出ない可能性だってあったので
早期発見が出来てれば助かっていたって訳ではなかったんだけど、
少なくともいったんの主張を誤解することはなかった。

ま、早期に発見してたら早期にアジも自主練も何もかもをやめて
大人しい生活を強いられていたんだから
これまた結果的にどっちが良かったんだかという気はするけど。
2012-10-21 (Sun) | 未分類 | COM(5) | TB(0) | 
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COMMENTS

動物は、痛いだの調子が悪いだのと言わないから(私たち人間が分からないだけかもだけど)、なかなか異変に気付くのは難しいよね

そのときは、「ん?」って思っても、気のせいかって思ってしまうしし、私たちの気持ちの都合のよいように、その時の小さな小さな異変を無かったことにしてしまうときだってあると思う
で、後で思い返して、そういえば・・・あのとき・・・
って、思ってしまう(>_<)

我が家のメイ(心臓腎臓膵臓がわるい)やアンリー(アカラス)みたいに、目に見えて異常ががあれば見過ごすことはないかもしれないけど、つきのような性格の子や、逆にキアラのような、原因不明の炎症数値の異常がいつでるかわからないし、時々しんどそうにしてるけど、気にしつつもあまり気にしないようにって病院で言われてるけん、本当の異常を見つけるのが難しいと思う(+o+)

特につきは出さないから、飼い主さんが異変に気を付けてあげてって言われたよ

2012/10/21  | URL | メイの母 #-[ 編集/削除]
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2012/10/21  | | #[ 編集/削除]

*メイの母*
そーなんよねぇ。
明らかなサインなら分かるけど、ちょっと態度が違うとか
なんかいつもと違う気がするって程度じゃぁなかなかねぇ。

かといって気にしすぎると、本犬もプラセボ効果みたいに
「なんか、病気な気がする…」ってなって
実際に症状が出てくることだってある訳だしねぇ。

今にして思えば…っていうサインを、せめて次の子の時に
生かしていけるようになりたいなぁ。

*鍵コメさま*
まだまだ若いし、じゅうぶんに気力のあった時だから
余計につらいよ~。
ルンルン、って散歩から帰ってる時だったからね。
闘病中のいったんを知ってる人は少ないから
ほとんどの人が元気ないったんしか知らないままあっちに逝っちゃった感じだよ。

うん、でもいーーーーーっぱいの経験をした!
本当はいったんの抗ガン剤が効いてきたらもう少し一緒に行きたい場所もあったんだけど
それでもいったんはこれまでにいろんな場所に行って
いろんな乗り物に乗って、ただ私たちと一緒に歩くだけで
すっごい楽しそうな顔をしとったよ。
景色がキレイだとかいうことには興味なかったかもしれんけど
ただ一緒に歩くだけでご機嫌そうな顔と足取りだったのは
今でも強く思い出されます。

ただー…私、いったんが亡くなってから…太ったんだが…??
なぜだ!?
2012/10/21  | URL | さむ #DaqWDIIE[ 編集/削除]
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2012/10/22  | | #[ 編集/削除]

*鍵コメさま*
そーなんよ。
自分の命と引き換ええてでも!ってくらいに愛してたんだよねぇ、私。

こうやって、いろんな人がいったんの事を忘れないって言ってくれて、
飼い主としてこれほど嬉しいことはないです。

いろんな人の記憶の片隅に、いったんがいるってだけでいったんは本当の意味でちゃんと生きたんだな~って思えるよ。

うんうん、お見舞いに来てくれた人とか、
いったんが亡くなってから来てくれた人とか、
そういう人たちにいっぱいパワーもらったよ。

でも直接会ってなくてもいったんのことを心配してくれる人が
こんなにいるって分かったから、
それだけでもじゅ~っっぶんに元気玉、もらったんよ。
私が受け取った元気玉は、ちゃんといったんにも伝わったと思うんじゃ。
少なくとも闘病中、家の中が暗~いなんて事はぜったいになかったから。

近場の競技会があれば写真撮りに行くかもしれんし、
早々にアジ復帰するかもしれんけぇ(笑)
また会いましょう!
アジを引退するつもりだけはまーったくないので、
まずはパートナー探しからだわっっ。
2012/10/23  | URL | さむ #DaqWDIIE[ 編集/削除]
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